現代文

井上ひさし『握手』題名の意味を簡単に解説!

井上ひさし『握手』の題名はなぜ『握手』なの?

井上ひさしの『握手』が、なぜ『握手』という題名なのか分からない。

ここではそんな人の悩みを解決します!

『握手』というタイトルの意味とは?

答えを先に言うと、『握手』というタイトルの意味は「出会い」「再会」「別れ」です。

ここでは、その3つの意味について解説していきます。

井上ひさしの『握手』は、かつて児童養護施設にいた「私」と、施設の園長だった「ルロイ修道士」の再会を描いた小説です。

この小説の特徴は、手や指などの「サイン」が多く使われているところです。

たとえば、ルロイ修道士が指を打ち付けたり、右の親指をピンと立てたりしています。

同じように、「握手」も物語中の重要なサインです。

では、この「握手」は何を表すサインなのでしょうか?

実は、作中で「私」と「ルロイ修道士」が握手をする場面は3回あります。

それぞれの握手は、

  • 出会い
  • 再会
  • 別れ

の場面で使われます。

つまり握手は、「出会い」「再会」「別れ」という3つの意味が含まれているのです。

なぜこの物語の題名は「握手」というのかを約400字で書け

ここでは、この小説がなぜ「握手」というタイトルなのか、その理由を約400字で書いてみました。

題名が「握手」である意味

井上ひさしの小説『握手』は、かつて児童養護施設にいた「私」と、施設の園長だった「ルロイ修道士」の再会を描いた小説です。
この小説の特徴は、登場人物の心情を読み取るきっかけとして、手や指を使った「サイン」が用いられているところです。
たとえば、ルロイ修道士が両手のひとさし指をせわしく交差させ打ちつけると、「おまえは悪い子だ」という意味になります。
また、右の親指をぴんと立てるサインは、「わかった」「よし」「最高だ」などの意味です。
「握手」もまた、手を使ったサインのひとつで、物語を進める重要な仕掛けとなっています。
作中で「ルロイ修道士」と「私」は3回握手をします。
天使園の園長室では出会いの握手を、上野公園での西洋料理店では再会の握手を、上野駅の中央改札口では別れの握手をするのです。
つまり握手は、「出会い」「再会」「別れ」を、言葉ではなく「サイン」で意味しているということになります。
このように、「握手」は物語を進めるキーポイントとなっているので、題名が『握手』になっているのです。

以上、井上ひさし『握手』の題名の意味の解説でした!

『握手』で国語を学んでいる人は、宿題や課題などの参考にしてみて下さい。

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