芥川龍之介『羅生門』のあらすじを400文字で紹介!

『羅生門』のあらすじを400字で知りたい!

芥川龍之介『羅生門』のあらすじを400文字ほどで教えてほしい

ここではそんな人の悩みを解決します!

『羅生門』のあらすじを400字で紹介!

奉公先から暇を出されたある下人が、羅生門の下で雨が止むのを待っていた。

ここには、下人のほかに誰もいない。

このあたりでは飢饉や災害が続いて起こり、そのために治安も悪くなっているので、誰も寄り付かないからだ。

下人は一夜過ごすところを探そうと、羅生門の上へ登った。

誰もいないと思っていた門の上には死体がたくさん転がっていて、奥ではなぜか明かりが灯っているのも見える。

よく見ると、老婆が死体の髪を一本一本抜いているのだった。

下人は老婆の悪行を憎悪し、この悪に立ち向かおうという勇気が湧いてきた。

彼が老婆に飛びかかると、老婆は次のような言い訳をする。

「生きるために仕方なくすることは、悪ではない」

それを聞いた下人は、先ほどとは違った勇気が湧いてきた。悪を行う勇気だ。

「では俺が引剥をしようと恨むまいな」と言うが早いか、彼は老婆の着物を奪い、夜の闇の中へ駆けていった。

下人の行方は誰も知らない。

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以上、『羅生門』のあらすじ400文字でした!