『わたしを束ねないで』オリジナルの作り方!
ここではそんな人の悩みを解決します!
オリジナル『わたしを束ねないで』の例文
まずは、オリジナル『わたしを束ねないで』の例文を見ていきます。
3つの例文を見ながら、使えそうなヒントを探してみましょう。
○わたしを混ぜないで
わたしを混ぜないで
赤と青の絵の具のように
砂と砂利で作るセメントのように
わたしを混ぜないでください わたしはせせらぎ
透きとおる水のなかで
きらきらと光がきらめいている
○わたしを写さないで
わたしを写さないで
美術の時間のデッサンのように
釣ったさかなの魚拓のように
わたしを写さないでください 私は月
太陽の当たらないところでも
うさぎはたくさん遊んでいる
○わたしを作らないで
わたしを作らないで
お正月に遊ぶ福笑いのように
物語の登場人物のように
わたしを作らないでください わたしはわたし
あなたがあなたであるように
これまでもこの先も
『わたしを束ねないで』の例文は終わり。
次は、このようなオリジナル『わたしを束ねないで』の作り方のコツを紹介します。
オリジナル『わたしを束ねないで』作り方のコツ
オリジナルの『わたしを束ねないで』は、以下の穴を埋めることで作ることができます。
- わたしを○○しないで
- △△のように
- □□のように
- わたしを○○しないでください わたしは◇◇
- (どんな「わたし」か)
- (どんな「わたし」か)
1文目には、あなたが「しないで欲しいこと」を書きます。
例:わたしを束ねないで(←しないで欲しいこと)ください
2文目と3文目には、1文目で書いた「しないで欲しいこと」を、直喩(ちょくゆ)を使って表現します。
例:あらせいとうの花のように/白い葱のように(←直喩)
直喩とは?
直喩は、「~のように」という言葉を使ってたとえる比喩表現です。
例:太陽のように笑う。ライオンのように強い。
4文目は1文目を繰り返し、それから隠喩(いんゆ)を使って「私」を表現します。
例:束ねないでください(←繰り返し)わたしは稲穂(←隠喩)
隠喩とは?
隠喩は言い切りの形でたとえる比喩表現です。
例:彼女の笑顔は太陽だ。彼はライオンだ。
5文目と6文目では、隠喩で表現したものに説明を付け足します。
例:秋 大地が胸を焦がす/見渡すかぎりの金色の稲穂(←稲穂の説明の付け足し)
このように書いていくと、『わたしを束ねないで』の上手なオリジナルが作れるでしょう。
もしあなたがもっと上を目指したいのであれば、前半と後半を「対比」させてみると、より良いものが作れます。
例:あらせいとうの花・白いネギ(固く不自由なイメージ)⇔稲穂(柔らかく自由なイメージ)
以上、『わたしを束ねないで』オリジナルの作り方まとめでした。
ここでの解説や、直喩や隠喩を意識して、あなたなりの『わたしを束ねないで』を書いてみてください。