枕草子

『九月(ながつき)ばかり』「いみじうあはれにをかしけれ」の現代語訳と品詞分解!

『九月(ながつき)ばかり』「いみじうあはれにをかしけれ」の意味!

『九月(ながつき)ばかり』「いみじうあはれにをかしけれ」の意味が分からない

「いみじうあはれにをかしけれ」とは、

「たいへんしみじみと感じられて趣深い」

という意味です。

次にどうしてこういう意味になるか詳しく見ていきましょう。

『九月(ながつき)ばかり』「いみじうあはれにをかしけれ」の品詞分解!

文章を品詞ごとに分けると、次のようになります。

いみじう/あはれに/をかしけれ

それぞれの言葉の意味は以下の通りです。

用語 品詞と活用形
いみじう シク活用・形容詞「いみじ」連用形「いみじく」のウ音便 (たいへん)
あはれに ナリ活用・形容動詞「あはれなり」連用形(しみじみとした趣)
をかしけれ シク活用・形容詞「をかし」已然形(趣がある)

いみじう/あはれに/をかしけれ
(たいへん/しみじみとした/趣がある)

となり、

「たいへんしみじみと感じられて趣深い」という意味になります。

以上、『九月(ながつき)ばかり』「いみじうあはれにをかしけれ」の現代語訳と品詞分解でした!

ちなみに『九月(ながつき)ばかり』の全文現代語訳&品詞分解はこちらのページから見れます。

『枕草子』「九月(ながつき)ばかり」用言と助動詞の品詞と活用形&現代語訳まとめ!

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